お笑いタレントになりたかった。
約30年前にはNSC18期にも入学した。
もう30年も経つのか。早いな
授業では必ず毎回、漫才かコントをするようにして構成作家の人に意見を聞いた。
相方がNSCを休んだ日はピンネタを作って見てもらった。
何もせずに授業を受けた事は無い。
NSC卒業後は吉本のオーディションに受けれるだけは受け続けた。
ほぼダメだった。
笑いを取るっていうのは本当に難しいものだと感じた。
2~3年そんな生活が続いた。
うけない(笑いが取れない)日が続いたある日
相方と解散した。
新しいメンバーで活動した。
数か月でお笑い自体を辞める事にした。
今思えば、努力も足りなかったけど
そもそも自分には向いてないとも感じた。
お笑い(エンターテイメント)っていうのは
「努力、継続、根性」のたまものだと思う。
「才能」はその次だ。
好きならもっと頑張れば良いし、継続したら良い。
いい訳して辞める人は、その程度の想いなのだ。
それが悪いわけでは無くて、本当のエンターテイナーではないという意味だ。
実際、私はこのカテゴリーに入るのだと思う。
好きだから続ける。
人を喜ばせたいから続ける。
こういう人が真のエンターティナーだと思う。
だからこそ、今、売れてなくても40才、50才を超えてもお笑い芸人を目指してる人っていると思うが、それこそまさに、エンターテイナーなのだ。
売れてなくてもその人は、真のエンターテイナーなのだ。
自分はなれなかったけど、敬うべきエンターテイナーなのだ。
きっと世間ではしられていない、頑張ってるエンターテイナーは数多くいる。
ファミリーレストラン、うず潮太郎、浜辺のウルフ、エトー、グミ、ユーチューバー侍ボーイズ、キングカズヤ、通天閣背中押し屋 等々
私は、まだ知っても無いエンターティナーを目指す彼らをリスペクトする。
そして今、自分の仕事で、露出すべき仕事もしている。
これは一般的にはエンターテイナーとは呼べるものではないかもしれないが
自分の中でのプチ真のエンターティナーなのだ。